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寝台特急『サンライズ瀬戸』乗車記 [旅]

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寝台特急『サンライズ瀬戸』乗車記

2010年5月30日(日)晴れ。今日もからっとした心地よい天気。でも、8時から仕事開始。終わったのは、19時。

明日は朝から東京の会社に出社しないとならないのですが、飛行機にはとうてい間に合わない、岡山まで出て新幹線で東京に帰るのも結構きついということで、いろいろ調べた末、手段は二つです。夜行バスか寝台特急『サンライズ瀬戸』かです。選択するまでもなく2週間前に『サンライズ瀬戸』のチケットを取っておきました。

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今日のお昼は、またさぬきうどん、おろし天ぷらうどん 730円。天ぷらたくさん入っておいしい。

なんだかんだで、高松駅に着いたのが20時30分。お土産を買う時間もあまりなく、食料と酒を調達して、『サンライズ瀬戸』に乗り込みました(この時間になると弁当屋はどこももう終わっていました、アンパンマン弁当を子供の土産に買いたかったのですが残念です)。

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高松駅夜景です

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寝台特急『サンライズ瀬戸』は、7両編成の寝台電車です。今となっては『サンライズ瀬戸』は、『サンライズ出雲』とともに東海道筋に残る唯一、二の寝台特急となってしまいました。

A個室、Bシングル個室、Bツイン個室、Bソロ個室、のびのび座席があります。私が乗ったBソロ個室は、ちょっと狭いですが、Bシングル個室より1,000円程度安いのが魅力です。のびのび座席は、寝台券が必要ないようなのでさらに安いですが、隣の人とは、簡単な仕切りのみです。

21時26分、高松駅を定刻通り発車。意外と静かで乗り心地は良いです。そういえば、最近は在来線の特急なんてめったに乗らないですね。新幹線ばかりで。
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高松駅を後にします

私が予約したのはB寝台のソロ(以下Bソロ)です。10号車の一人用の個室です。7両編成なのに10号車? 変ですが、これは、岡山駅で1号車~7号車までの『サンライズ出雲』と連結するためです。

Bソロには、低い席と高い席がありますが、私は高い方の席でした。
部屋に入ると結構階段が狭く、大きな鞄を持って入ると挟まってしまいます。走るカプセルホテルといったところでしょうか。大きな違いはテレビが無い事ですね。これは、私にとっては結構大きな違いです。でもソロということは、グリーン車扱いってこと?

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通路から部屋をのぞいた写真です

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ベッドから通路を見下ろした写真です、ちょっと階段が窮屈です

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足下に荷物棚が、ある程度の大きさの荷物が入りますが、階段をあげるのがちょっと大変です

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ラジオはありますが、イヤホンを持ち込まないと聴けません

ちょっと窮屈なので岡山駅までラウンジで過ごすことにしました。この10号車のBソロ車両には、8人が座れるラウンジとシャワー室が付いているので便利です。

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部屋のロックは、4桁の暗証番号を入力

一人の男性が、お酒を静かに飲んでいました。
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ラウンジは、8席あります


やがて、『サンライズ瀬戸』は、瀬戸大橋を渡り始めす。瀬戸大橋を渡るのは初めてです。海が月明かりに照らされ、その中を船が何隻か進んでいます。高速のインターチェンジも見えます。
22時半前に岡山到着。ここで、出雲からやってくる寝台特急『サンライズ出雲』号と連結し、14両編成となって東京駅を目指します。この最大のイベントの連結風景を見学しましたが、時間が比較的早いせいもあって、結構な見物客です。15人くらいいたのには驚きました。
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『サンライズ瀬戸』が先に到着、『サンライズ出雲』を待ちます

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無事に連結、晴れて堂々の14両編成となり、東京を目指します

最大のイベントも終わり、部屋で食事をして寝ることにします。岡山を過ぎるとようやく車掌さんが検札に来ました。子供の土産に『サンライズ瀬戸』のタオルセット(200円)を購入しました。
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タオル200円、歯ブラシ付き、絵はがきは最初からベッドにおいてあります

携帯のワンセグテレビは、細切れ状態です。食べたらもう寝るしかないのですね。
窓が曲面ガラスなので、真っ暗な中を走っていると自分の姿が拡大して映し出され、くらくらします。でも電気を消すと寝ながら星空が見ることができます。
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2週間前に取ったチケットです、今日の乗客は少ないようです

翌朝、5時半ごろ目が覚めました。間もなく熱海に停車。

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熱海駅

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見慣れた風景が・・・横浜に近づきます

6時20分ごろ、横浜到着20分前のアナウンスが流れました。私は、横浜で降り途中自宅によって、シャワーを浴びて出社しました。『サンライズ瀬戸』では、結構眠れましたが、日中は眠かったです。

たまには、夜汽車も良いものですね。

寝台特急『サンライズ瀬戸』乗車記 完
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真岡鉄道にSLを見に行ってきました [旅]

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2008年4月6日(日)ジュニアを連れて、茨城県の真岡鉄道にSLを見に行ってきました。
真岡鉄道は、C11型とC12型の2台のSLを保有していますが、この日は、その2台のSLの重連運転(SLを2台連結して客車を引っ張ります。通常は1台です。年1、2回程度重連運転を行います)と聞いて、早起きをして行ってきました。
真岡鉄道は、東京から距離的にも近く毎週SLが走っているので、行きやすいのですが、高速ICから少し離れているのがほんの少し難点です。

奥さんも2歳のジュニアもSLを見るのは、初めてです。私も真岡鉄道は、初めてだったのでSLを見る場所など、ある程度事前に調べておきましたが、結構いきあたりばったりになってしまいました。

何しろSL列車は、1日1往復ですのでまずは、なるべくたくさんSLを見られるよう回送列車から狙うことにしました。東京を7時ごろ車で出発。首都高から常磐自動車道に乗り継ぎ、谷和原ICを降りひたすら国道294号線を北上します。国道294号線は、結構直線が多く、信号も少ないので一定の速度で走行することが出来て快適でしたが、真岡鉄道までは30km以上あります。

渋滞もなく順調に走行し、9時頃に真岡鉄道の始発駅である下館を通過。国道から線路を渡り、最初のSL見学予定地に9時過ぎに到着。SLが回送されてくるまでにまだ40分程度の時間があったので、ジュニアと遊んでました。SLがやってくる時間が近づき、SLの汽笛が聞こえるとジュニアも興奮気味になってきました。客車を2台のSLを挟む編成で、それはやってきました。

↓SLもおか 車庫から始発駅の下館に回送される回送列車です (1回目)
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↑奥さんもジュニアもはじめて見るSLです 下館二高前~折本間

結構、スピードが速くあっというまに通過していきました。まず1回目のSLを見て、次の場所に移動です。折本から少し進むと線路を渡り国道に出る道があったので行ってみると歩道橋があり、そこにSLを見るために先客がたくさんいました。我々もここで見ることにしました。この時、9時10分頃でSLもおかがくるまで30分程度あったのでまた待機です。後から次々にSL見学の車がやってきますが、ここは5台くらいしか車が止められません。子供連れの地元の人と話をしたりして、時間をつぶしながらSLを待ちます。

10時40分、折本駅発車のSLの汽笛が聞こえ、やがてSLがゆっくりと姿をあらわしました。今度は先頭にSLが2台で客車を引っ張ってきました。

↓2台のSLが力を合わせて客車を引っ張ります (2回目)080406_01559_MOOKA.gif

ジュニアも大興奮で喜んでいました。次の場所に再び移動ですが、ジュニアはその場所を離れようとしません。どうも待っていればまたSLがやってくると思っているようです。東京で、2~3分おきに来る電車を見ているジュニアは、その感覚なのです。すねるジュニアをむりやり車に押し込み、移動です。SLはスピードが遅いのと駅に停車しますので、うまくすれば車で追い越し、先回りしてまた見る事が可能なのです。

しかし、真岡鉄道、平坦な路線なのでスピードが結構速いらしく、益子付近で途中おい抜いたのですが、その先の踏切で追い抜き返されました。でも車の中からSLを再び見ることが出来ました。

↓せっかく追い抜いたSLに追い抜き返されました (車の中からですが3回目)
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本当は、この益子あたり益子焼きでも見て昼食して、折り返すつもりだったのですが、追い抜かれたので予定変更です。安全運転を心がけながら、SLを追いかけ、奥さんをナビに時刻表とにらめっこしていたところ、どの辺だったか定かでないのですが、再びSLを追い抜いていることがわかり、見学場所を探します。なかなか車を止める場所を探すのが大変でしたが、ちょうど葬祭場がありそこの駐車場にちょっと入れさせて頂くことにしました。

↓間一髪、SLを見ることができました(4回目)
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力強いドラフト音を響かせながら、ジュニアの前を通り過ぎて行きました。ここまで来ると、終着の茂木駅までいくしかありません。茂木駅に行けば、復路の折り返しで待機するSLを目の前でみられるでしょう。しかし、ジュニアは、またここの場所を容易に離れようとしません。柵につかまるジュニアの手をふりほどき、茂木駅に向かいます。

期待はしていなかったのですが、市塙(いちはな)あたりで再びSLを追い抜いていたため、ちょうどに車を止めるスペースがあったのでまた見学です。

↓ここでは、間近でSLを見ました (5回目)080406_mooka_PC3_110.gif

SLを見送り、茂木駅へ到着。時間は12時を過ぎていました。SLが休息しておりそれを見たジュニアはまた大興奮です。茂木駅内に入りSLを見ようと入場券を買おうとしたのですが、どうにも券売機の入場券のボタンが見つからなかったので、最短距離の切符を買って入りました(駅を出るときに事情を説明したのですが、駅員に怪訝な顔をされました、どうも入場券など買わずに入れたようです)。SLが方向転換をするため転車台で回転する姿や目の前でSLを見ることが出来てジュニアは大喜びでした。

↓転車台で、SLの向きを変えます (6回目)080406_mooka_PC3_114.gif080406_01566_MOOKA.gif080406_01574_MOOKA.gif
↑ジュニアは、SLの周りを走り回ってました

茂木駅は、乗客も含め結構な人出で賑わっています。これといって何もなさそうなので、お腹がすいたので、来るときに見えた道の駅もてぎに行くことにしました。ここは、ジュニアがいつも見ているSLのDVDに写っていた場所です。

結構広く、滑り台やぶらんこといった子供の遊び場もあるのでここで昼食して復路のSLを見ることにしました。SLが来る時間は2時半過ぎでなので結構時間がありましたが、ジュニアを遊ばせたして時間を過ごしました。食事ですが、比較的軽食っぽいもの(やきそばや麺類)しかないので、ご承知を。また、ここには『おとめのミルク』という季節限定のジェラードがあるのですが、長蛇の列だったので、断念してふつうの抹茶ソフトを食べました。


↓道の駅『もてぎ』
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14時半すぎ、方向転換をした2台のSLが3両の客車を牽引し復路やってきました。子供連れが非常に多かったです。また写真を撮っている人たちは年配者が多いのが印象的でした。

↓道の駅『もてぎ』の芝生に座ってSLが見れます (7回目)080406_mooka_PC3_125.gif080406_mooka_PC3_120.gif

これで結構良い時間となり、帰りに渋滞にはまりたくないので、帰ることにしました。結局、益子での観光もせずひたすらSLを追いかける1日となりました。しかし、予想以上に7回もSLが見れたのは上出来です。帰りは、一般道を帰るのがだるいので、カーナビが指示する友部ICから乗ったのですが、これが間違いでした。友部までもそれなりの距離があることと高速代も余計にかかってしまいました。やはり、だるくても谷和原ICまで戻るべきでした。

車でのSLのおかっけ撮影は、安全運転と気持ちの余裕をもって行いましょう。事故っては、すべてが台無しです。

真岡鉄道 完

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秋の京都の夜景と紅葉 [旅]

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2004年11月19日(金)・20日(土)、秋の京都を旅してきました。紅葉に彩られたお寺や神社を巡ってきました。ライトアップされた京都の夜景も非常に綺麗でした。

ちょうど出張が京都だったので、18時半過ぎ仕事を終え、カメラと三脚を担いで、まずは、京都東山、八坂神社に行きました。

↓京都東山 八坂神社
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京都の秋の多くの寺社仏閣は、ライトアップされていますが、八坂神社も綺麗にライトアップされていました。朱色の建物は、夜空により一層の建築美を浮かび上がらせています。比較的、人出は少なく、静かで落ち着いたたたずまいでした。

次に知恩院に向かいます。知恩院は、浄土宗総本山のお寺で、その大きな知恩院三門(幅50m、高さ24m)は、京都三大門の一つだそうです。もちろん国宝です。門と辺り一面がライトアップされていました。ちょうど人力車にのったお客さんが写真を撮っていたので、一緒に撮ってしまいました。

↓国の重要文化財 知恩院 三門041119_008_chionin.gif
↓知恩院本堂です。道沿いに灯りがともり、幻想的な雰囲気が漂います041119_019_chionin.gif041119_018_chionin.gif041119_028_chionin.gif041119_016_chionin.gif
↑知恩院では、笙などの演奏が行われており、幻想的に感じられました

それにしても、知恩院は広いです。広すぎです。至る所がライトアップされており、被写体に事欠きません。結局、知恩院には1時間も滞在しました。特に知識を持って行ったわけではないので、知恩院の中を宛もなく歩きました。道沿いの灯りに導かれて到着した建物は、徳川家光が建てた知恩院本堂の御影堂です。
知恩院は、京都を代表するお寺だけのことはあって、人出は多いと思われますが、その広さ故、ゆっくりと散策することが出来ます。
拝観料500円ですが、ここは一見の価値ありです。

次に石畳の哲学の道を通り、清水寺に向かいます。途中で高台寺の御陵衛士屯所跡を通りました。

↓新撰組を脱退した伊藤 甲子太郎が創設した御陵衛士の屯所跡です。この時、19時32分です。
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時間は、20時近くになり、お店が閉店の時間を迎え、次々に灯りが消えていく状況でした。それでも人出はまだまだ結構ありました。
途中のお店で卯の花コロッケを買って食べました。素朴なコロッケですが、結構美味しいです。
石畳の道を歩き、途中の紅葉を撮影したり眺めたりしながら、二年坂、三年坂を登り清水寺に到着致しました。時刻は、20時05分でした。
↓まだまだ賑わう二年坂と三年坂
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↑上のお店で卯の花コロッケを買って食べました

清水寺に着くと、まずは、重要文化財の仁王門が出迎えてくれます。この時間になると入場者も少なくなってきているようですが、まだまだ結構な人出です。夜の紅葉巡りは、この近辺に人が集中しているようです。この季節は、ホテルの予約を取るのも大変ですので、どこでも人が多いですが・・・。

↓清水寺 仁王門です、朱色がライトアップされ鮮やかに浮き上がっていました
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昼間も仕事で歩き回っていたので、この頃になると結構、足の疲れが出てきました。先ほど二年坂だったか三年坂だったかで『卯の花コロッケ』を一つ食べましたが、それが引き金となり、お腹も非常に減ってきました。でも、もう一踏ん張りです。時間的にも今日は、この清水寺が最後でしょう。

ライトアップの境内の綺麗さに、見たい、撮りたいという気持ちがふつふつと沸いてきます。ここが終われば、生ビールと京都の美味しいものも待っています。

空は晴れていたのですが、少し霧が立ちこめてきて建物が少しぼんやりと柔らかく見えるようになってきました。 仁王門をくぐると日本最大の三重の塔が見えてきます。

↓日本最大といわれる三重の塔
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さらに、霧が深くなってきました。写真が少し、ソフトフォーカスレンズのようになってきてしまいました。清水の舞台は、すごい人混みです。先へ進む人と戻る人、撮影をする人が交錯して思うように進めません。やっとのことで場所を確保して撮影。三脚を立てるのもやっとでした。

↓人混みでごったがえす清水の舞台
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↓行列が止まない音羽の滝
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清水の舞台から音羽の滝へ階段を下りますが、足下が暗いので注意が必要です。この時点で、20時40分でしたが、音羽の滝はまだまだ行列が出来ていました。並ぶ気力もなく、写真を1枚撮っただけです。帰りは、清水の舞台へは戻らず、そのまま広い下の道を通って仁王門まで戻ってきました。もう21時になろうとしています。明日は、土曜日ですので朝から嵐山の紅葉を見に行くことにします。

2004年11月20日(土)、天気は快晴です。京都市内のホテルを9時過ぎに出て、京福嵐山線に乗り、嵯峨野嵐山に来ました。嵯峨野っていい響きですね。時間は、10時です。この頃はまだ比較的すいていましたが、この時間から観光客が来るわ来るわの時間だったようです。あっという間にメイン通りと渡月橋は、人混みとなりました。とりあえず、来たからには人混みの渡月橋を渡ってみました。

↓10時頃から人出が一気に増すようです
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↑渡月橋も行列で思うようには歩けません

特にどこに行きたい、どこのお寺を見たいと言うことは無かったのですが、紅葉とお寺の被写体が良さそうなところを探しました。
まずは、宝厳院が良さそうです。臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院だそうです。ここの庭園は、名園だそうです。入るのに少し並びました。結構、紅葉が色付いており、庭のコケとその上に紅く染まった落ち葉が綺麗でした。

↓宝厳院、少し並びましたが、紅葉も見頃で並んだだけのことはありました
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時間は、11時10分。次に世界文化遺産、天龍寺にやってきました。天龍寺は、臨済宗総本山の大きなお寺です。ここの庭園は、よくCM等にも出るのでお馴染みな場所です。
足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、創建したお寺だそうです。

↓世界文化遺産、臨済宗総本山『天龍寺』
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↑回遊式の庭園には、小川が流れ、そこに紅葉の落ち葉が舞い降ります

庭園の紅葉は、まだ1週間ほど早いようでしたが、他の木々は色濃く紅葉しているものも多く、見頃でした。庭園には、起伏に富んだいくつもの回遊路があり、しかも非常に広いので、結構な時間を費やしました。
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↑コケの上に紅葉の葉が良い色合いです、天龍寺

天龍寺から有名な嵯峨野の竹林を抜け、さらに散策をします。途中にもたくさんのお寺があるのですが、拝観料がばかにならないので、ここぞというお寺のみ入りました。その中でも気に入ったのがここ祇王寺です。決して大きなお寺ではありませんが、林の中にひっそりとあります。音を木々やコケが吸い込んでいるような静けさです。何故か人の話し声もひそひそ話になっています。時間は12時半でした。

祇王寺は、平家ゆかりのお寺だそうです。いろいろな逸話があるそうです。詳しくは、祇王寺のページをご覧ください。

↓嵯峨野 祇王寺、静寂さが心を清める感じです041120_173_giouji.gif041120_171_giouji.gif041120_170_giouji.gif
↑いずれも祇王寺

↓20年位まえに修学旅行の際もあった可愛らしいお店です
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↓化野念仏寺
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最後に化野念仏寺に行きました。念仏寺の名の通り、石がたくさん積まれています。ここも紅葉とコケが見事です。

帰りに京都駅で蓬莱505の豚まんと甘酢団子をお土産に買って帰りました。蓬莱505の甘酢団子は、私的には安くて美味しくて大好きです。

春は訪れたことはないのですが、秋の京都は、いいですね。たまには寺社仏閣を旅して巡るのも良いものです。この時期、ツアーは高いので、手頃なビジネスホテルで旅しましたが早めに予約が必要です。ほとんどの寺社仏閣が拝観料が必要ですので、事前に訪れたい所を調べておくか、私のように行き当たりばったり、私的な思いで選択するのも良いと思います。お金に余裕がある人は、かったっぱしから拝観して、感想を頂きたいと思います。

京都 完。





旅広場.jp-秋の西澤渓谷を旅してきました [旅]

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2004年10月24日、山梨県三富エリア(当時は三富村)西澤渓谷をうちの奥さんと二人で旅してきました。西澤渓谷は、山梨県を流れる笛吹川の源流部です。切り立った岩場の中にいくつもの滝があり、歩いていても飽きることがありません。西澤渓谷の探索コースは、片道2時間半~3時間程度の道のりですので、比較的楽なコースですが、危険箇所も多いので油断は禁物です。

東京から中央自動車道に乗り、勝沼ICから140号線を進むと西澤渓谷に到着します。6時過ぎに東京を出て着いたのは、8時くらいだったと思います。着いた頃は、まだ一般車両が少ないようでした。土産物屋の人が、うちの駐車場(結構広くまだ1台も停まってませんでした)に停めて良いと手振りで案内してくれたので、停めさせて頂きました。無料ですので、帰りに何かを買えと言うことでしょう。村営の駐車場は、混んでいたかもしれません。

駐車場から少し歩くともう笛吹川のせせらぎが聞こえ、眼下に見えてきます。紅葉は、まだ盛りではありませんが、赤や黄に色づいています。
↓笛吹川の清らかな流れ041024_002_nishizawa.gif

まず、大きな二俣吊橋を渡り、笛吹川を横断しいよいよ西澤渓谷の探索ルートに入ります。なんだかんだでこの時点で8時40分になっていました。ここから目的となる有名な七ツ釜五段の滝までは、約90分程度の行程です。以前からこの滝が見たくて、ここに来ることを計画していました。

進むにつれて、渓谷は、切り立った断崖の中を流れ、急流さを増していきます。30分ほど歩くと三重の滝に到着します。ここに来るまでも、いくつかの滝を見ることが出来ますが、この三重の滝は結構見事な滝です。
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↑急流が織りなす見事な三重の滝

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一人づつしか渡れない橋や結構狭い急坂、水の中を歩かなくてはならない箇所もあり、決して楽な道のりではありません。少し開けた場所で持ってきた、朝食をとりました。途中はお店などは無いので、食料、飲料水は必須です。マイナスイオンを浴びながらの食事は、また格別です。
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↑この橋、一人づつしか渡れません、団体さんがいると大変です
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大小さまざまな滝や岩を見つつ、さらに進んでいくと最大の目的地、七ツ釜五段の滝に到着します。11時くらいでした。最初は、七ツ釜の下の方しか見えません。さらに登ると上の四つのお釜を見ることが出来ます。意外と道が狭く撮影スペースも小さいので 、人が多い場合は、長時間の撮影は難しいです。

↓七ツ釜五段の滝です、まだ紅葉の盛りではありませんでしたが見事でした
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↑撮影出来るポジションが狭いので、人が多いと大変です
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↑七ツ釜五段の滝の下のお釜です

それにしても、見事な景観をもった滝です。まだ紅葉は、早いようですが、水の色はエメラルドグリーンでそのコントラストがすばらしい滝です。空が曇ってしまったのですが、青空だったらもっと良いコントラストを見せてくれるでしょう。

ここからは、帰り道となります。ですが、来た道を戻るわけではなく、そのまま進むと旧森林鉄道の廃線跡を下っていくので、それを下っていきます。こちらの道の方が緩やかで歩きやすいので、足に自信がない人は、景色は単純ですが、この廃線沿いを登ってくるのが良いかもしれません。
↓森林鉄道の廃線跡には、まだ線路が残っています
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車での帰りは、勝沼に戻らずそのまま、雁谷トンネルを抜け、秩父を通ることにしました。途中、長瀞でライン下りでもと思ったのですが、うちの奥さんは、よほど疲れたのか熟睡です。仕方がないので、そのまま通り過ぎ、関越自動車道の花園ICから東京に戻ってきました。

西澤渓谷にお出かけの際は、時間に余裕をもってお出かけください。写真撮影が多かったり、道が狭いので団体客が多いと大幅に時間が狂います。

                               西澤渓谷 完
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旅広場.jp-クリスマス間近の函館を旅してきました [旅]

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2007年12月8~9日、クリスマス間近の函館を一人旅してきました。

東京羽田から飛行機で新千歳空港までひとっ飛び。函館に行くのに何故、千歳なのかというと、急な旅だったので函館便が取れず、なのでちと遠回りですが、JR北海道が誇る暴走ディーゼル特急に乗って旅することにしました。
どの切符を買ったら良いか迷いましたが、往復の指定券も取れ、長万部~函館間途中下車も可能な道南フリー切符を購入しました。後でわかったのですが、千歳から函館までを特急を使って一番安くいく方法は、札幌~苫小牧と苫小牧~函館の往復切符を買う事のようです。でも道南フリー切符は、パンフにも書いていなかったのですが、函館山ロープウェイ往復券がおまけでついてました。
↓道南フリー切符。往復の指定券がとれ、長万部~函館間が途中下車可能です
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↓軽快なディーゼル機関音で北斗8号がすべこんできました
南千歳駅で、特急北斗8号に乗りいざ函館へ。と言いつつ、せっかく途中下車が出来るので大沼公園で途中下車することにしました。千歳ではほとんど無かった雪も函館に近づくにつれ積雪が増えてきました。特急北斗は、その暴走ぶりをいかんなく発揮して、12時28分、大沼公園駅に到着しました。大沼公園は、函館から列車で20分というロケーションに位置する景勝地です。
小雪が舞い散る中、大沼公園を歩きます。駅前には、観光バスが何台か停まっていました。ほとんどが中国人旅行客のようです。やはり、北海道は寒い、この時期でも尋常な寒さではありません。10~20cmの積雪があり、点在する小さな湖沼は凍っていました。車道はミラーバーンになっており、非常に滑ります。何度か転びそうになりましたが一度も転ばずに帰ってこれたのは奇跡に近いくらいです。是非、スパイク付きの靴をおすすめします。

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大沼公園を散策し、昼食に土産物屋で天ぷらうどんを食べました。暖かくて美味しかったです。再び大沼公園駅から、今度はさらなる超暴走特急 スーパー北斗に乗って、一路函館へ向かいます。
↓スーパー北斗 ハイパーディーゼルエンジンと振り子システムで、札幌~函館間を3時間で結びます
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函館に着いたのは、15時半を過ぎていました。函館駅のホームは、昔と変わらない趣を残していました。留置線の先には、青函連絡船の旧函館桟橋が残され、メモリアルシップとして、青函連絡船摩周丸が係留されています。駅舎は、建て替えられ近代的なイメージの建物に生まれ変わっていました。
独特なゆるやかなカーブを描く函館駅ホーム071208_09_No_168_hakodate_station.gif071208_09_No_253_hakodate_station_2.gif
2003年に新築された駅舎

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↑ローカルムードが漂う旧函館駅です

駅近くのホテルに荷物を預け、夕景の函館にカメラを担いで繰り出しましたが、日没は早く、夕景からすでに夜景へと辺りが暗くなってきていました。

函館の町の散策のため、函館市電の1日乗車券600円を購入。3回乗れば、元が取れます。函館駅前から市電に乗り、十字街で下車して、まずは、ライトアップされているハリストス正教会へ向かいました。 ハリストス正教会のとなりに聖ヨハネ教会があり、ここもライトアップとクリスマスツリーが飾られていたので、撮影しました。時間は、まだ16:30ですが、ほぼ夜の状態です。
聖ヨハネ教会は、1979年に改築されたので、函館の中では、近代的なイメージの教会です。上から見ると十字になってるそうです。
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↑聖ヨハネ教会、十字型の建物は、どこから見ても同じ形に見えます
函館は、坂の街です。積雪があり、路面は凍り、非常に滑るので危険です。手すりにつかまりながら階段を上ったり下ったり、すべって坂道が登れない所もありました。
聖ヨハネ教会から、ハリストス正教会は、距離的には、すぐなのですがちょっと苦労しました。
この辺は、中国人、日本人旅行者の団体さんが多かったです。
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白色にライトアップされるハリストス正教会
ハリストス正教会からさらに歩きます。函館区旧公会堂に向かって、ミラーバーンの道をおそるおそる5分ほど歩くと八幡坂を横切ります。八幡坂は、CMやドラマに数多く使われる坂で、石畳で道幅が広く、坂の先を見下ろせます。函館の歴史ある数々の建物がライトアップされています。タクシーの運転手さんが、『この坂は、チャーミークリーンのCMに使われた』と若いカップルに説明していましたが、十数年前と同じセリフにのどかさを感じました。きっとこのカップルは、CM見た事無いと思います。
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数々のCMやドラマに登場する八幡坂
八幡坂を横切り、さらに2、3分歩くと函館区旧公会堂です。
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1910年に建てられたルネッサンス風の木造建築で、舞踏会や社交界が行われたそうです。この建物は、色が綺麗です。黄色と水色がうまくマッチして、夜のライトアップでは、それが浮き立つように見えます。この建物を面した道から全景を撮影しようとすると、相当な広角レンズが必要です。左の写真は、27mm換算で撮影しています。一本、道を降りた元町公園からもやや邪魔な物はありますが、全景を見ることが出来ます。

函館区旧公会堂から坂を下り、またハリストス正教会方面に向かうと左手に元町カトリック教会が見えてきます。建物全体が白色でライトアップされ、下の方がブルーにライトアップされ、独特な雰囲気を醸し出しています。
六角形の屋根の上に、風見鶏のような、大きな鶏の飾りが象徴的です。
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元町カトリック教会

また、歩きます。今度は、フリー切符のおまけのロープウェイ往復券を使って、ロープウェイに乗って函館山を登ります。時間はまだ18時前で混んでいると思いましたが、並ぶのを覚悟で行ってみました。やはり、まだ混んでます。観光バスがいっぱい止まっていて、団体客だらけでした。仕方がないので並びました。すると、函館湾の方向から5~10発ほどの花火が上がりました。18時ちょうどに上がるようです。函館山から見ていれば、さぞかし綺麗だったと思いますが、調査不足で逃してしまいました。ロープウェイは125人乗りで、この時間は5分間隔で運転されていて15分くらい並んだら乗ることが出来ました。

ロープウェイに乗り、約10分ほどで函館山山頂に着きます。他にもバスで登る方法があります。一般車両は、規制されいますので、レンタカーや自家用車は無理です。
世界3大夜景と称される標高333mの函館山からの夜景は、札幌の時計台のように期待はずれをさせることは無いと思います。まさに、絶景が眼下に広がります。
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函館山から望遠レンズで金森倉庫群をのぞみます
展望台も新しくなっていました。屋外展望台に出るとさらに寒さが増しています。見物客でごったがえしていました。幸いにも風が少なかったので、まだ良かったですが、10分もいると体の芯まで冷えきってきます。携帯は、バッテリーがダウンしました。デジカメのバッテリーは、満タンバッテリーに変えたにもかかわらず、低電圧状態になってしまいました。
夜景撮影では、長時間シャッターを使う事と、それに伴い画像化に時間がかかるという過酷な状況でしたが、だましだまし何とかダウンすることなく、使えました。
18時23分から撮影を開始しました。函館の夜景を見るのは、4度目くらいですが、今までで一番綺麗に見えるような気がしました。

函館夜景撮影には、三脚は必須です。風が強いことが多いので、出来れば大型でないとぶれます。しかし、混雑しているので大型の三脚は非常に迷惑です。19時を過ぎると団体客が減ってくるため、時間をずらすのも手です。今回は、小型の三脚だったので、撮影した半分にぶれが発生してました。風があまり無いのにこんなにぶれるのは、大勢の人の歩く振動等も大きかったのかもしれません。

レンズですが、全景を撮るには、少なくとも24mm程度の広角レンズが必要です。全景の写真は多いので、あえて300mmの望遠レンズで各スポットを撮影した画像を掲載しました。よくライトアップされているのがよくわかると思います。
冷えきった体を展望台内部で回復しながら、携帯で夜景をMailしようとしましたが、まだバッテリーがおやすみ状態でした。

次は、夜景の最終撮影地、金森倉庫群に向かいます。

再びロープウェイで下ります。下る頃には、15分間隔運転になっていました。ロープウェイを降り、坂を下り、市電が走る大通りを突っ切ります。坂の途中に、函館洋食の老舗『五島軒』があります。函館に何度も来ていますが、入ったことはありません。今回も入る予定がありませんが、今度家族と来るときは、一度味わってみたいと思います。

19時55分、金森赤れんが倉庫群に到着。
メインの大通りには、グリーンの照明に浮き上がるツリーが両脇に何本も並び、その向こうに巨大なクリスマスツリーが見えます。

巨大なクリスマスツリーをメインにいったい、いくつのツリーがあるのでしょう
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金森赤れんが倉庫群は、物流の北の玄関口として大いに発展した倉庫ですが、今はその使命を終えて飲食店やビヤホールや博物館、ショッピングモールへと変貌を遂げて、函館観光の目玉になっています。

写真はすべて長時間シャッターを切っているので、人はほとんど消えてますが、ここも函館山同様、結構な人出です。今日は、土曜日なので地元の方も結構来ているのではないかと思います。
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倉庫群全体が、クリスマスムード一色で装飾も結構凝っていて、被写体は結構あります。
人が多くて、結構撮影に時間がかかってしまい、すでに20時40分になってしまいました。さすがに疲れがピークに達してきました。
今日は、カメラを担いでいったい何キロ歩いたでしょう。体も冷え、だいぶお腹も減ったので、今日の締めくくりでここで夕食にすることにしました。

函館といえば、もちろん美味しい物はたくさんありますが、お刺身好きの私は、やはり寿司にすることにしました。『まるかつ水産』という回転寿司屋がちょうどあったのでここに入りました。回転寿司といっても北海道のものはバカにしてはいけません。東京等のそこいらの寿司屋には負けません。

結構、広い店内ですが、ピークを過ぎ席は結構空いていました。閉店時間も近いようです。まずは、定番、サッポロクラシック(北海道限定)の生を頼みました。函館に来たからには、やはり地の魚中心で頼むことにします。 クロソイ、ニシン、トロサーモン、イクラ、シメサバ、ホッキ、ボタンエビを次々に胃袋へ放り込みました。やはり、どれも美味しいです。クロソイは、白身でさっぱり、トロサーモンもシメサバも脂が載っていて絶品です。ボタンエビは頭まで着いた1本載せです。写真が無くてすみません。途中からは、冷酒千歳鶴『純米生』を飲んだので、疲れも心地よいほどになってきました。
↓回転寿司『まるかつ水産
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ほろ酔い気分で、市電に乗ってホテルに戻り、この日は終了です。結局、市電には2回しか乗らず、元は取れませんでした。

2007年12月9日(日)。9時過ぎにホテル出発。荷物はホテルに預けカメラ機材だけを持って出かます。ホテルのとなりがすぐ有名な函館朝市でちょっと見学しました。少しでも見入るとお店の人にすぐ声をかかけられます。
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函館朝市、タラバガニもいろいろな種類があります、本タラバの見分け方を聞いてみてください
まずは、朝食ですが朝から海鮮丼もきついので、ご当地バーガーのラッキーピエロ(ラッピー)で食べることにしました。一番近いのは、函館駅前店のようなので歩いて向かいました。ですがなんと、ラッピーは10時開店でまだ閉まっていました。開店まであと30分もあるので、函館駅に行き今日も市電の1日乗車券を買い、昨日撮りすぎて、デジカメのメモリが残りが少ないので、観光案内所で電気店の場所を聞きましたが、五稜郭までいかないと無いと言われました、これは意外。

10時を過ぎたので、ラッピーに戻って、土方歳三ホタテバーガーを頼みました。ラッピーはユニークなハンバーガーが多く人気ですが、中華料理もあり、中華料理が基本のお店のようです。ハンバーガーが出てくるまで10分ほど時間がかかりましたが、美味しいです。フライのまるまるのホタテが2個、マヨネーズとソースがかかっていて、絶妙なバランスです。本当は、いろいろなバーガーを食べたかったのですが、朝なのでこれ1個しか食べれませんでした。
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土方歳三ホタテバーガー
ハンバーガーをほおばった後、思い切ってデジカメのメモリーカードをとなり駅の五稜郭まで買いに行くことにしました。函館駅に戻ると、ちょうどスパー北斗が発車間近です。特急にも乗れるフリー切符の思わぬ出番です。贅沢にも一駅を特急で移動。

再び函館に戻ると、すでにお昼。さっきハンバーガーを食べたばかりですが、朝市にあるきくよ食堂で三色お好み丼を食べました。ここは、昔に函館の民宿のオーナーに教えてもらったお店です。エビ、ウニ、イクラの3色を選びました。シンプルなのりのみそ汁も美味しいかったです。
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↑きくよ食堂のお好み3食丼、シンプルなのりのみそ汁も美味しかったです
まずは、外人墓地に行きました。外人墓地では、天気が一時的に回復しましたが、この日は1日曇天でした。
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その後は、昨夜撮影した各場所をなぞるように移動しました。 夜とはうって変わった静けさと風景がそこにはありました。
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金森倉庫で、 大沼山川牧場のソフトクリームを食べたら、疲れが少し取れました。
最後にメモリアルシップ、青函連絡船『摩周丸』を見学しました。客室や機関室、青函連絡船の最大の特徴である車両甲板を見学できないのは、残念ですが非常に懐かしく思いました。
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この船には何度か乗りましたが、その話も今後お話ししたいと思います。
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↑函館での足となる市電:函館どっく前電停
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函館市電1日乗車券、600円です。女性の運転手さんもいました、二日目は、3回乗ったので元を取りました
夕方、再び函館駅からスーパー北斗に乗り、千歳空港から東京への帰途につきました。二日間の旅は終了です。完。

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