SSブログ

北海道釣り紀行2009(1) 朱鞠内湖_寿司編 [釣り]

090918_北海道2009_banner.gif

2009年9月18日(金)。羽田7時30分発、AirDoとの共同運行である[飛行機]ANA4731便は、快適な飛行を続け定刻通り9時15分過ぎに旭川空港に到着。
SH934_090918_072439_AirDo_羽田 のコピー.gif
ANA4731便は、AirDoとの共同運行便

今年は、シルバーウィークということで五連休。さらに一日お休みを頂いて6連休として北海道に行くことにしました。なにしろ、5連休ともなると旅費が高いので、行きはお休みを頂いた平日として、旅費を抑えました。

恐れていた台風14号が、追いかけてきていますが、どうやら日本列島からそれそうです。でも、台風が、秋雨前線を押し上げるので天気は心配です。

今秋は、父親と母親も加えて三人での旅。父親は、365連休なので、先に車でフェリーを使って北海道に入っています。
旭川空港で出迎えてくれるはずですが、母親が土産を頼まれたということで、まずは、旭川空港の土産物屋に直行。カルビーの『じゃがポックル』を買うためです。もともと北海道の限定(販売店も限定されている)で売られていた素朴な味わいのポテトフライ菓子です。今では、量産品である『Jagabee』が全国的に販売されていますが、やはり、多少味が異なるようです。平日の朝ということもあり、なんなく入手。入手出来るときに入手しておかないとこの連休中にゲットするのは難しいでしょう。

無事に父親と合流。一路、朱鞠内湖に向かう事にします。何しろ、今回も全日釣りの予定です。まず初日は、幌加内町に近い朱鞠内湖で幻の魚、イトウ釣りに挑戦してみます。もちろん期待薄な事はわかっていますが、間違って釣れることを祈ります。今まで、朱鞠内湖は観光でも行ったことがないので、まったく未知の領域です。ネットや本の情報だけが頼りでした。

旭川空港から朱鞠内湖までは、約九十キロであり、約一時間半の行程ですが、順調に我が家のWISH号は旭川空港から北上を続け、江丹別峠を越えて幌加内町に入りました。
幌加内町は、そばの生産量が日本一であり、やはり、広大なそば畑が多いです。すでに刈り取られた畑も多かったですが、そばの実を付けた刈り入れ前の畑も見ることが出来ました。

時間は11時半くらい。父親の安全運転で、予定よりややスローペースです。昼食には、ちょっと早いが、せっかくなので幌加内そばを頂くことにしました。何軒かそば屋を見つけましたが、車で入りやすかったので『あじよし食堂』というそば屋に入ってみることにしました。まだ時間が早いのにお客さんが何人かいました。

私と父親は、もりそばと天ぷらの盛り合わせを注文し、母親は暖かいそばを注文すると、しばらくしてそばが出てきました。けっこう角張ったそばということ以外、特になんの変哲もないそばでしたが、食べるとしこしこして美味しかったです。天ぷらも美味しかった。
SH934_090918_114242_SH934_あじよし食堂_幌加内_北海道 のコピー.gif
SH934_090918_112424_SH934_幌加内そば_幌加内_北海道 のコピー.gif
幌加内にあるあじよし食堂のそば。非常に美味しい。

お腹を満足させて幌加内町をあとにします。ここから朱鞠内湖はもう目と鼻の先です。その途中から朱鞠内湖から流れ出る雨竜川と平行に走るようになり、やがて朱鞠内湖に到着。時間は、12時半で予定より1時間遅れでした。
朱鞠内湖の水を堰きとめるダムが見える展望台に行ってみると。朱鞠内湖は、人造湖にもかかわらず、大自然の中に原始的な風情を醸し出しています。このような湖も珍しい。ネットにはアラスカのような美しさと書いてあったが、アラスカに行ったことがないのでわからない。
山ぶどうが実っていたので、食べてみた。すっぱい!経験上、山ぶどうは木によって甘みが異なるので、この木のものは全てすっぱかった。
090918_23_006_朱鞠内湖_北海道 のコピー.gif
090918_23_010_やまぶどう_朱鞠内湖_北海道 のコピー.gif
朱鞠内湖の展望台に生えていたやまぶどう。超すっぱい。

朱鞠内湖は、人造湖では日本一の大きさで、流入するいくつかの河川では、減少の一途を辿っているイトウが今もなお自然繁殖を続けている貴重な湖です。さらに、近年漁協が設立され、イトウ等の魚を保護、育成しており、その数は年々増えているそうです。

展望台から漁協のあるキャンプ場近くの湖畔に移動ます。漁協が出来てから、魚達の保護活動を目的に、釣りには1,000円の釣り券が必要です。まずは、それを買わなくてはなりません。漁協には人はいませんでしたが、ネットの情報にあったとおり、無人釣り券券売機『釣り券くん』で釣り券を購入しました。入湖ノートには、2~3名がボートで釣りに入っていることが確認出来ましたが、岸で釣っている人は、誰も見つけることができませんでした。
雑誌などの情報をもとにポイントを探し車で走り回りましたが、結局、無難に第三キャンプ場の湖畔で釣りを開始することにしました。
ライトタックルでトラウト用のルアーで釣ってみます。何の障害物もない自然めがけて、キャスティングするのも気持ちがよいです。しかし、何投かするも、まったくアタリなし。キャスティングの練習も兼ねてひたすら投げます。
静かな一時が流れます。
ふと岸を見上げると、そこにはなんとベニテングタケが!!
090918_23_015_ベニテングダケ_朱鞠内湖_北海道 のコピー.gif
090918_23_023_ベニテングダケ_朱鞠内湖_北海道 のコピー.gif
朱鞠内湖とベニテングタケ

ベニテングタケは、ディズニーやおとぎ話のモデルとなっているきのこです。あまり色は良くありませんが、今まで気が付きませんでした。あちこちに幼菌も生えており、キャンプ場周辺は、もう少ししたらきっとベニテングタケの群落です。朱鞠内湖をバックにベニテングタケを記念撮影。もちろんベニテングタケは、毒きのこなので取ったりしません。写真は撮りました。こんなところで、思いがけない出会いがありました。

気を取り直し、ルアーを変えながらキャスティングを続けますが、まったくアタリなし。父親と母親は、キャンプ場のベンチで演歌を聴きながらしゃべっています。あたりには、我々以外誰もいない。静かに時間がゆったりと流れました。

16時を過ぎると湖面に森と空が映し出され、さらに幻想的な光景となってきました。今日は、一気に北見まで移動なのでそろそろ釣りを辞めようと思っていたところ、ルアーが・・・。ラインからはずれて飛んでった。
もう無駄だからやめなさいという事か。最後の最後で朱鞠内湖にルアーをプレゼントして、本日の釣りを終了。

090918_23_030_朱鞠内湖_北海道 のコピー.gif
090918_23_028_朱鞠内湖_北海道 のコピー.gif
16時を過ぎると風もなく、湖面に独特の風景を映し出します

本日宿泊する北見は、ビジネスホテルなので遅く到着しても問題なし。しかし、朱鞠内湖から北見までは、200キロくらいあり、通常なら4時間半はかかる行程です。カーナビの言うとおり、道道729を通り、天塩川沿いに国道40号を南下して、比布を通り国道39号線に入ります。国道39号線に入れば北見までは一直線です。比布あたりから暗闇の層雲峡を抜け留辺蘂を超えたところまで、時間にして1時間半位でしょうか、距離にして80~90キロをなんとノンストップ。一般道をこの距離ノンストップとは、やはり北海道ですね。

20時過ぎに無事、北見到着。結構順調に来たが、それでも三時間くらいかかった。まぁ予定通りだが。
ビジネスホテル『ドーミーイン』にチェックインして荷物を置いて、タクシーで予定していた回転寿司屋『トリトン』へ。

090918_23_032_トリトン夕陽丘店_北見_北海道 のコピー.gif
回転寿司、トリトン夕陽ヶ丘店。派手なピンクのネオンが特徴。

タクシーの運転手さんは、『トリトン』夕陽ヶ丘店へ連れて行ってくれた。
まずは、生ビールで乾杯!
でも、サッポロクラシックの生では無いのが残念だった。観光客相手ではないので、仕方がないが、さらに、『トリトン』はお酒は生ビールしか置いていないという事実を、はじめて知った。

090918_23_044_トリトン夕陽丘店_北見_北海道 のコピー.gif
今日のおすすめは、旬の歯舞さんまのようです

北海道ならではの寿司を堪能する。

サーモン、
090918_23_034_トリトン夕陽丘店_サーモン_北見_北海道 のコピー.gif
とろけるサーモン

歯舞さんま、
090918_23_035_トリトン夕陽丘店_歯舞さんま_北見_北海道 のコピー.gif
歯舞は、根室市にあります、脂のりのり

青そい、
090918_23_040_トリトン夕陽丘店_青そい_北見_北海道 のコピー.gif
ちょっと淡白な白身です

生ホッキ、
090918_23_037_トリトン夕陽丘店_生ホッキ_北見_北海道 のコピー.gif
北海道では、たいてい生ホッキが出てきます、ボイルされた赤くなったのより、貝の風味が強いです

イクラ、
090918_23_042_トリトン夕陽丘店_イクラ_北見_北海道 のコピー.gif
イクラも安くて、大粒でうまい

おひょう、
090918_23_036_トリトン夕陽丘店_おひょう_北見_北海道 のコピー.gif
おひょうは、北海道で採れるカレイです、これも淡白で間合いに食べると美味しい

ニジマス
090918_23_038_トリトン夕陽丘店_ニジマス_北見_北海道 のコピー.gif
何とかさんが育てたニジマスって書いてあった、エサと環境によって、身はサーモンのように赤くなります

炙りトロ、
090918_23_041_トリトン夕陽丘店_炙りマグロ_北見_北海道 のコピー.gif
ちょっと焼きが食べたくなったので・・・

サケ、イクラ親子巻き
090918_23_043_トリトン夕陽丘店_親子巻_北見_北海道 のコピー.gif
おまけに

うに、
090918_23_039_トリトン夕陽丘店_うに_北見_北海道 のコピー.gif
北海道はバフンウニが多いですが、口の中であっというまにとろけて無くなります

どれも絶品です。何とかさんが育てたニジマスは、話しのネタに食べてみました。サーモンにひけを取らない美味しさです。
三人で飲んで、食べて7,500円。激安!!とろけるようなサーモンなんて一皿139円です。
満腹状態で、タクシーで温泉があることを売りにしているビジネスホテル『ドーミーイン』に戻り、常呂から持ってきているという肌がつるつるになる温泉に入ってこの日は寝ました。

釣りはボウズでしたが、お腹は大漁・・・。
 
【後記】
東京に帰ってきてから、『じゃがポックル』と『Jagabee』を食べ比べてみました。『Jagabee』は、現在はうす塩味となっていて『じゃがボックル』より塩分が控えめになっています。食べ比べた感想は、『じゃがポックル』は、『Jagabee』より食感が軽いような?、じゃがいもの風味が多いような?・・・感じがする。
奥さんは、『同じじゃん』という感想でした。成分表を比較する限り、明らかに味が異なるはずなのだが・・・味覚が鈍感なのかほとんどわかりませんでした。
090918_23_291_じゃがボックル_北海道 のコピー.gif
090918_23_286_じゃがボックル_北海道 のコピー.gif
左がJagabee、右がじゃがボックル。

北海道釣り紀行2009(1) 朱鞠内湖_寿司編 完  (2)に続く
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。