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秋の京都の夜景と紅葉 [旅]

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2004年11月19日(金)・20日(土)、秋の京都を旅してきました。紅葉に彩られたお寺や神社を巡ってきました。ライトアップされた京都の夜景も非常に綺麗でした。

ちょうど出張が京都だったので、18時半過ぎ仕事を終え、カメラと三脚を担いで、まずは、京都東山、八坂神社に行きました。

↓京都東山 八坂神社
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京都の秋の多くの寺社仏閣は、ライトアップされていますが、八坂神社も綺麗にライトアップされていました。朱色の建物は、夜空により一層の建築美を浮かび上がらせています。比較的、人出は少なく、静かで落ち着いたたたずまいでした。

次に知恩院に向かいます。知恩院は、浄土宗総本山のお寺で、その大きな知恩院三門(幅50m、高さ24m)は、京都三大門の一つだそうです。もちろん国宝です。門と辺り一面がライトアップされていました。ちょうど人力車にのったお客さんが写真を撮っていたので、一緒に撮ってしまいました。

↓国の重要文化財 知恩院 三門041119_008_chionin.gif
↓知恩院本堂です。道沿いに灯りがともり、幻想的な雰囲気が漂います041119_019_chionin.gif041119_018_chionin.gif041119_028_chionin.gif041119_016_chionin.gif
↑知恩院では、笙などの演奏が行われており、幻想的に感じられました

それにしても、知恩院は広いです。広すぎです。至る所がライトアップされており、被写体に事欠きません。結局、知恩院には1時間も滞在しました。特に知識を持って行ったわけではないので、知恩院の中を宛もなく歩きました。道沿いの灯りに導かれて到着した建物は、徳川家光が建てた知恩院本堂の御影堂です。
知恩院は、京都を代表するお寺だけのことはあって、人出は多いと思われますが、その広さ故、ゆっくりと散策することが出来ます。
拝観料500円ですが、ここは一見の価値ありです。

次に石畳の哲学の道を通り、清水寺に向かいます。途中で高台寺の御陵衛士屯所跡を通りました。

↓新撰組を脱退した伊藤 甲子太郎が創設した御陵衛士の屯所跡です。この時、19時32分です。
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時間は、20時近くになり、お店が閉店の時間を迎え、次々に灯りが消えていく状況でした。それでも人出はまだまだ結構ありました。
途中のお店で卯の花コロッケを買って食べました。素朴なコロッケですが、結構美味しいです。
石畳の道を歩き、途中の紅葉を撮影したり眺めたりしながら、二年坂、三年坂を登り清水寺に到着致しました。時刻は、20時05分でした。
↓まだまだ賑わう二年坂と三年坂
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↑上のお店で卯の花コロッケを買って食べました

清水寺に着くと、まずは、重要文化財の仁王門が出迎えてくれます。この時間になると入場者も少なくなってきているようですが、まだまだ結構な人出です。夜の紅葉巡りは、この近辺に人が集中しているようです。この季節は、ホテルの予約を取るのも大変ですので、どこでも人が多いですが・・・。

↓清水寺 仁王門です、朱色がライトアップされ鮮やかに浮き上がっていました
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昼間も仕事で歩き回っていたので、この頃になると結構、足の疲れが出てきました。先ほど二年坂だったか三年坂だったかで『卯の花コロッケ』を一つ食べましたが、それが引き金となり、お腹も非常に減ってきました。でも、もう一踏ん張りです。時間的にも今日は、この清水寺が最後でしょう。

ライトアップの境内の綺麗さに、見たい、撮りたいという気持ちがふつふつと沸いてきます。ここが終われば、生ビールと京都の美味しいものも待っています。

空は晴れていたのですが、少し霧が立ちこめてきて建物が少しぼんやりと柔らかく見えるようになってきました。 仁王門をくぐると日本最大の三重の塔が見えてきます。

↓日本最大といわれる三重の塔
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さらに、霧が深くなってきました。写真が少し、ソフトフォーカスレンズのようになってきてしまいました。清水の舞台は、すごい人混みです。先へ進む人と戻る人、撮影をする人が交錯して思うように進めません。やっとのことで場所を確保して撮影。三脚を立てるのもやっとでした。

↓人混みでごったがえす清水の舞台
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↓行列が止まない音羽の滝
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清水の舞台から音羽の滝へ階段を下りますが、足下が暗いので注意が必要です。この時点で、20時40分でしたが、音羽の滝はまだまだ行列が出来ていました。並ぶ気力もなく、写真を1枚撮っただけです。帰りは、清水の舞台へは戻らず、そのまま広い下の道を通って仁王門まで戻ってきました。もう21時になろうとしています。明日は、土曜日ですので朝から嵐山の紅葉を見に行くことにします。

2004年11月20日(土)、天気は快晴です。京都市内のホテルを9時過ぎに出て、京福嵐山線に乗り、嵯峨野嵐山に来ました。嵯峨野っていい響きですね。時間は、10時です。この頃はまだ比較的すいていましたが、この時間から観光客が来るわ来るわの時間だったようです。あっという間にメイン通りと渡月橋は、人混みとなりました。とりあえず、来たからには人混みの渡月橋を渡ってみました。

↓10時頃から人出が一気に増すようです
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↑渡月橋も行列で思うようには歩けません

特にどこに行きたい、どこのお寺を見たいと言うことは無かったのですが、紅葉とお寺の被写体が良さそうなところを探しました。
まずは、宝厳院が良さそうです。臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院だそうです。ここの庭園は、名園だそうです。入るのに少し並びました。結構、紅葉が色付いており、庭のコケとその上に紅く染まった落ち葉が綺麗でした。

↓宝厳院、少し並びましたが、紅葉も見頃で並んだだけのことはありました
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時間は、11時10分。次に世界文化遺産、天龍寺にやってきました。天龍寺は、臨済宗総本山の大きなお寺です。ここの庭園は、よくCM等にも出るのでお馴染みな場所です。
足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、創建したお寺だそうです。

↓世界文化遺産、臨済宗総本山『天龍寺』
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↑回遊式の庭園には、小川が流れ、そこに紅葉の落ち葉が舞い降ります

庭園の紅葉は、まだ1週間ほど早いようでしたが、他の木々は色濃く紅葉しているものも多く、見頃でした。庭園には、起伏に富んだいくつもの回遊路があり、しかも非常に広いので、結構な時間を費やしました。
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↑コケの上に紅葉の葉が良い色合いです、天龍寺

天龍寺から有名な嵯峨野の竹林を抜け、さらに散策をします。途中にもたくさんのお寺があるのですが、拝観料がばかにならないので、ここぞというお寺のみ入りました。その中でも気に入ったのがここ祇王寺です。決して大きなお寺ではありませんが、林の中にひっそりとあります。音を木々やコケが吸い込んでいるような静けさです。何故か人の話し声もひそひそ話になっています。時間は12時半でした。

祇王寺は、平家ゆかりのお寺だそうです。いろいろな逸話があるそうです。詳しくは、祇王寺のページをご覧ください。

↓嵯峨野 祇王寺、静寂さが心を清める感じです041120_173_giouji.gif041120_171_giouji.gif041120_170_giouji.gif
↑いずれも祇王寺

↓20年位まえに修学旅行の際もあった可愛らしいお店です
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↓化野念仏寺
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最後に化野念仏寺に行きました。念仏寺の名の通り、石がたくさん積まれています。ここも紅葉とコケが見事です。

帰りに京都駅で蓬莱505の豚まんと甘酢団子をお土産に買って帰りました。蓬莱505の甘酢団子は、私的には安くて美味しくて大好きです。

春は訪れたことはないのですが、秋の京都は、いいですね。たまには寺社仏閣を旅して巡るのも良いものです。この時期、ツアーは高いので、手頃なビジネスホテルで旅しましたが早めに予約が必要です。ほとんどの寺社仏閣が拝観料が必要ですので、事前に訪れたい所を調べておくか、私のように行き当たりばったり、私的な思いで選択するのも良いと思います。お金に余裕がある人は、かったっぱしから拝観して、感想を頂きたいと思います。

京都 完。





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